ハワイには社員旅行とは別に友達と二人で行ったのと、夫とも行きました。社員旅行ではツアーがすでに組まれていたのですが、友達と行ったときは観光と買い物が目的でした。目的は観光メインで、ご当地のおいしいものを食べることも楽しみのひとつです。

オアフ.jpg

ハワイのオアフ島メインでダイアモンドヘッドの観光をして、ワイキキビーチで海に入ったり、現地ツアーを申し込んでサンセットディナークルーズなどしてみました。ダイアモンドヘッドへは旅行ツアーの中に組み込まれていてバスで連れ行ってもらいました。ここから見る景色は最高で海外に来ている感が満たされました。暖かく過ごしやすい気候と、バカンスでの解放感から、きれいな景色を見るとより感動が大きくなります。

途中、現地のスーパーに寄ってくれたので、ジュースや菓子パンを買いました。特に有名ではなくガイドの独断で寄ってくれたと思います。アメリカらしい着色料ギトギトのパンが意外とおいしかったのを今でも覚えています。サンセットディナークルーズはコース料理でしたが、ちっとも料理が出てこなくてほとんど食べられませんでした。景色に見とれていたのでそれほど嫌な気持ちにはなりませんでしたが、日本では考えられないことです。
日本では決して見ることのできない絶景を見ることができ、海もラグーンで泳いでいると色んな人種が一つになり、日本ではアイコンタクトを他人にするなんてことなど絶対ないのですが、海外に行くとみんながアイコンタクトににっこりするというのが私にとっては楽しかったことの一つです。

時差ボケで買い物をした時に品物をもらい忘れて店を出てしまったら、店のおばさんが追いかけてくれて『Are you ok?』ってハグしてくれました。こんな何気ないことも日本ではまずないことですよね。人の温かさや優しさに沢山触れることができました。

現地ツアーに参加したことで、別のツアーで来ていた日本人と仲良くなりました。現地ツアーなので当然外国人がメインで日本人の参加者は10人いるかいない位でした。その中でなぜか日本人同士の結束ができて、ツアーが終わった後も夜景を見に行ったりとても楽しく過ごせました。これも海外旅行のなせる業ですね。

英語があまり話すことができなくて不安を感じていましたが、現地に行ってみると単語を聞き取ってコミュニケーションが取れるのが楽しかったです。しかし、もう少し言葉が通じるようになるともっと楽しみ方が増えるだろうなあと思っています。ある程度は理解してもらえても、店員さんによっては全く理解してくれなかったり、少し人種差別的な感じで相手にしてもらえないということもあったのが悔しかったです。

レストランに入った際も、日本ではどの店員さんに注文しても空いている人が取ってくれますが、海外では最初に店にエスコートしてくれた人が注文から最後の料金支払まで一人だけしか受け付けてくれません。

暇そうにしている店員を捕まえて注文をお願いと言ったら『No escort』って断られてしまいました。日本では考えられないことなので、最初は理解できず、ガイドブックにも載っていなかったので不思議に思っていましたが、考えてやっと『そうか、一人の店員さんが最後までサービスしてくれるんだ』と気が付きました。だからこそ、チップもあるんですよね。

あと客引きが強引だったことがありました。新婚旅行の時に主人と街中を歩いていると、いきなり女性が近寄ってきてアクセサリー買ってくれ、と言ってきました。断ると、無理やり主人の腕を引っ張って店に連れて行こうとしました。なのでこちらも必死で引っ張りました。はっきり英語で断ることができれば良かったのですが、「ノーノー」くらいしか出てきません。最後は走って逃げたのですが、本当に怖かったです。